正しいボディサイズの測り方

自分の体のサイズに合った製品を選ぶことが、健康的に美しいボディラインを実現するために大切です。インナーを選ぶ前には、自分の体のサイズを正しく把握しておきましょう。

正しいサイズを測るときの注意点

  • 自分のサイズを測る時は、必ずヌードの状態で計測します。
  • できれば全身が映る鏡の前に立ち、背筋を伸ばして測定します。
  • 鏡をみてしっかり水平に保って計測します。メジャーは床に水平になるように持ち、メジャーがたるむことなく、きつくもないように、自然に呼吸ができる状態で測ります。
  • メジャーは床に対して水平になるように注意して下さい。

次は正しい測り方です。

バスト

【トップバスト】
トップバストとは、乳房のふくらみの最も高い部分のことです。サイズを測るときは、乳頭をつぶさないように、一番高い位置を測ります。バストが下垂気味の方は、バストを両手で正しい位置に持ち上げ、乳頭のふくらみのもっとも高い周囲を測ります。

【アンダーバスト】
バストのすぐ下のラインを、床と水平に測ります。バストが下垂気味の方は、バストを持ち上げながら、乳房の付け根ラインまでメジャーを入れて測ります。バストを両手で持ち上げ、乳房の真下の周囲を測ります。

ウエスト

肘(ひじ)の高さを目安に、一番くびれている部分を測ります。食い込むことがないように測ります。

ヒップ

足をそろえて立ち、横から見て一番高い位置を測ります。

太もも

足の付け根の最も太い部分を測ります。

ポイントは正しいサイズと正しい製品

補正下着を購入して後悔しているという人は、「きつくて長く着用することができなかった」「我慢して着用していたら、締め付けられた部分が黒ずんでしまった」というケースが多く、その原因は「サイズが合わない」ことにあるようです。

そうならないために、以下の2つのことを守るとトラブルや後悔のない買い物ができるはずです。

1、「自分の体型に合ったサイズ」を選ぶこと

少しでも細くみせたいという気持ちが働いて、小さすぎるサイズを選んでしまわないようにしましょう。

きつい下着を長く着用していると、体が締め付けられて血行が悪くなり、冷え性や肩こりなど、体に悪影響を及ぼすことがあります。逆に体型を崩してしまうことにもなってしまいます。日常生活での動作も考えて、苦痛にならないようなサイズ、自分のサイズに合ったものを選ぶことが大事です。

2、「年齢に合った体型をつくる製品」を選ぶこと

自分の年齢に合った美しいと体型をつくるブランド選びも大切です。

ダイアナのイメージキャラクターを中村玉緒さんがつとめていたように、補正下着はどうしても年齢が高い人(ごめんなさい…)が対象とされがちですが、体型は20~30代からくずれはじめるもの。
補正下着の設計は、ブランドによりさまざまなのですが、年齢の高い層に支持されるブランドは、その方たちにとって美しい体型を作っているものです。

特に何万円・何十万円もする下着を買うのであれば、各ブランドの製品の型にもこだわって、着用する自分が納得できるものを選ぶことも大切なのではないかと思っています。